----- Original Message ----- Sent: Monday, January 15, 2001 1:27 PM Subject: [club 194] Re: 質問なのですが。  とみた様  はじめまして! SAELA・小橋寛志建築空間の小橋と申します。 私の実家は倉敷にあります。私が中学一年の時に祖父と二人で 建てた”手創り住宅”です。私はもちろん、祖父もまったくの素人 でしたが基礎の堀方から竹を割りこまいをあみ壁土を練り、 設備工事のほとんどが手創りの小さな二階建ての住宅です。 3年間掛かりましたがそれが祖父と私との想い出の作品です。 もう34年になりますので去年の暮れに少し手を入れました。 災害にでもならない限り、メンテをきちんとしてゆけば、100年 は充分、住めると思います。  構造材や設備機器にしても、住む人間が建物を隅々まで 把握していれば病気になっても治療は可能です。 私はリサイクルも大切なことだと思っておりますが、今使って いる物も愛情をかけて大切にしたいと思っております。  オープンシステムはクライアント、専門業社、設計事務所の 知識と協力で愛情がもてる建物を創っていけるものだと信じて おります。 一級建築士事務所 ■ SAELA・小橋寛志建築空間 ■ Tel 075-581-4309 Fax 075-581-4308              □ Section・Glass Art              Tel 075-724-3401 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    小橋 寛志/Hiro Kobashi    E-mail : hiro@saela.com    URL : http://www.saela.com URL : http://www1.ocn.ne.jp/~saela/index.html _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ----- Original Message ----- > 家づくりの専門家の方々に、是非教えていただきたいことがあるのです。 > > 3年くらい前、某ハウスメーカーの営業部長が言っていました > 「住宅の寿命は25年くらい、たとえ躯体が大丈夫でも設備が寿命を迎え、進化してい > る新しい設備に対応できないし、修理をするにも部品が製造終了していてそれも難し > い。」 > 35年前のプレハブ住宅はさすがにもう、ほとんど見かけませんが ここ20年、25年で > 建てられた住宅はどうなるのでしょう?住む人が子供さんの代になってくると、どう > なるのでしょう?全てこのままゴミになるのでしょうか?あまりにも膨大な量だと思 > うのですが。このサイクルが繰り返されるのでしょうか?家を建てている専門家の方々 > はどのように考えているのでしょう?無知な私には疑問が膨れるばかりで・・ > 皆さんはどのようにお考えでしょう、よろしければお聞かせ下さい。 > 宜しくお願いします。 > > > --- とみた@大阪 --- >