----- Original Message ----- Sent: Monday, January 15, 2001 4:10 PM Subject: [club 195] 住宅の耐用年数について 富田さんの質問は、私がいつも住宅で危惧しているテーマです。 1 住宅を取得するとき、抱いていた夢とか希望を箇条書きで項目にして      書き出してから、それぞれに優先番号をつけてから設計にかかります。   その中のひとつに耐用年数を項目として上げて欲しいと考えていま   す。 2 その理由    1 家族の生活の象徴、記録の場という機能を住宅はもつべきだと思      っているからです。       家族の絆のため、家族という単位は最小単位であるという前提      で、家はせめて3代は使って欲しいと思っています。     2 耐用年数が25年と50年の住宅は構造、各部の納まり、材料の質      が明らかに違うし、アフターのせいにしてそのことを軽視すること      はユーザーに正しい情報を示したことになりません。      ユーザーはそれらのことを知った上で選択するべきだと思いま      す。    3 私は祖父が建てた家を改造して使用しています。      住宅ローンもわずかな負担で独立してやりたいことが出来るの茂         も、ローンに制限されずそんな選択ができることは幸せといえま      す。   木の家いちばん建築設計事務所米山敏 鳥取県米子市目久美38−8 0859-22-2929 FAX 0859-22-2929 kinoie1@lime.ocn.ne.jp http://www.may.sakura.ne.jp/~kinoie1/ 参加MLリストの紹介 sickhome@ml.melma.com