既存の建築業界に挑戦する 建築設計事務所のネットワーク
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2000.11 vol.13 |
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住宅情報誌ハウジング11月号で、東京/(株)ヴァンクラフト空間環境設計のI邸が紹介された。(17ページ)
「外観自慢の家を建てよう」という特集で、4事例の中のひとつ。以下紹介本文
駅にほど近い商店街にあるIさんの家は、蔵を思わせるコンクリートの切妻屋根が特徴。
この家はもともと店舗併用住宅だったのを建てかえたもの。現在は別に場所に店舗を構えているが、
商品のストックをしまっておくための倉庫を確保することが家づくりの際の希望だったことから、
蔵をイメージさせるデザインになった。
設計を担当した建築家は、必要なスペースを確保するため3階建てを提案。準防火地域なので、
木造に3階建てが難しいことやコストの面から、コンクリートと鉄骨の混構造としている。
外観は主張しすぎず、かといって控えめ過ぎないように三角形の屋根と弓形の屋根を組み合わせた。
建物の一部を道路から遠ざけて、圧迫感をなくしている。「蔵」の1階に入れた建てのラインが
重厚感を生み出し、丸い窓が愛らしさを加えている。
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住宅情報誌ニューハウス10月号で、東京/(株)ヴァンクラフト空間環境設計の岩澤邸が紹介された。(66〜71ページ)
「コミュニケーション‐KITCHEN」という特集の中のひとつ。以下紹介本文
家づくりを決めてから、なかなか納得のいく依頼先が見つからなかった岩澤さん。そんな時、建築家の小杉さんからの年賀状に目が止まり、
書いてあったホームページにアクセス。そして過去の作品を見て納得し、早速小杉さんにに依頼することに決めました。
場所は新しく宅地用に整備された土地。南面を高くした外観と外壁の色が一際目立ちます。内部も吹き抜けやスキップさせた居室配置、
キッチンなど見所がたくさんあります。
岩澤邸のキッチンは、家族の顔を見ながらキッチンに立ちたい、だけどフルオープンにはしたくないという方には参考になりそうです。
シンクの前にハッチを設けるのはひとつの方法ですが、少し発想を変えたキッチンなのです。普通、シンクやコンロの背面は収納にしたり、
カウンターを設けて作業に役立てますが、岩澤邸では、広めのカウンターを介して3畳のタタミコーナーを設けました。カウンター下に
足を伸ばすことができ、奥行きもたっぷりあるので足を組んで座ることも可能。腰掛けながらの会話やキッチンからの配膳や片付けも
スムーズ。このタタミコーナーは奥様が希望として伝えたことのひとつでしたが、このような形になり使い勝手は抜群とか。
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住宅情報誌ニューハウス10月号で、東京/K2PLAN本多建築設計事務所のH邸が紹介された。(128〜133ページ)
「暮らしやすい間取りの家」という特集の中のひとつ。以下紹介本文
山や川が近く空気のおいしい山里の家。ハードな仕事による疲れやストレスをいやして自分を取り戻せる場となり、
やがて来る老後には緑を眺めながら暮らせる住まいをという、大きな構想を設計者に伝えるだけといってもよい家づくりをしています。
住まいづくりは、部屋数がいくつなどという細部から始めるよりもこのように、どのように住みたいかということを決める事の方が
納得のいく家になることが多いようです。
少し具体的には、
@週末は読書三昧の生活をしたいので、どこでも本が読めるようなスペースが欲しい。
A外の景色を眺めながら、ゆっくりと入浴できる浴室を。
Bビールがおいしく飲める食卓。
C園芸や土いじりを楽しみたい。の4つを希望。
これらは居室を南面させたりしてどの部屋も居心地を良くすること、外から覗かれないように配置しながらも大きな開口部のある浴室、
キッチンカウンターにつづく存在感のある桧の清潔な食卓と同じ桧の居間テーブル、テラスにつくった小さな庭やプランターの設置などで
クリヤーして満足度の高い家を実現しています。
環境が良い反面、冬の寒さは厳しい土地なので、OMソーラーと薪ストーブで暖を取るように計画。この薪ストーブで、
火をもてなしに使うという暖かい接待方法が生じたとお喜びのようす。開口部は木製サッシのペアガラス。
熱を逃がさない常識的アイテム。
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週間エコノミスト10月10日号に、山崎氏(システムズ代表取締役)
の執筆記事が掲載された。(48〜50ページ)
「旧来型の建設産業崩壊が『新建設産業』を生む。〜問題ゼネコンの処理ばかり目を奪われていては、建設産業の新しい潮流を見失う。
地方ではすでに「革命」的な試みが始まっている。それは21世紀のゴールドラッシュを予感させる。」として、地方での革命的な試みの
ひとつに、オープンシステムが取り上げられた。本稿内容は、インデックス>オープンネットニュース>オープンシステム関連記事
の中に掲載。
http://www.open-net.co.jp/news/news_1_32.html
山崎氏は、ベストセラー「建設崩壊」の著者。発売半年を待たずして10万部を突破した、建設産業を対象にしたものとしては異例の本である。著書の中で予測された不幸な事態が、次々に現実のものとなるなか、次なるバイブルの出版が待たれるところだったが
先日10月19日ついに続編「建設動乱」が発売された。建設崩壊では危機に対する対応策を中心に言及したが、
危機ばかりに焦点があたってしまった感がある。動乱では、崩壊・動乱がすなわちチャンスなのだという姿勢のもとに読解されたいと、あとがきされている
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『建設動乱』 2000年10月19日 初版発行 著者:山崎裕司 発行:ダイヤモンド社 定価:1500円 序章 建設蠢動(しゅんどう) 第1章 2000年、建設崩壊が始まった 第2章 のたうちまわる旧建設産業 第3章 崩壊が引き起こす「動乱」の時代 第4章 建設省、動く! 第5章 見えた!動乱の果ての新建設産業 第6章 人口激減時代を勝ち抜く新建設産業とは!? 第7章 地方から革命を起こせ! それが建設産業の生きる道だ 終章 この危機はチャンスだ! |
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プレジデント 2000 10.30号に、オープンネットの記事が掲載された。(119〜121ページ)
「この業界は無駄が多すぎる。家を造るのに元請であるゼネコンやハウスメーカーは必要ないんです」少々過激な挿入見出し。
「ゼネコンの仕事はしない。宣言したんです。それで文句を言ってくるゼネコンなんて碌な会社じゃない。」
記者は、「客の選択肢が増えたこと、特にどこにいるのか分からなかった建築家たちが、表に出てくるようになったのは
意義がある」と書いている。そうゆう認識が一般的なのかと思い知らされる。「今まで設計事務所に頼むという方法があることは
知っていても、実際の設計事務所を知らない。知り合いでもない限り、敷居が高くて近づけないという人がほとんどだっただろう。
我々はようやく建築家の顔を見ることができるようになったわけだ。こちらから建築家の顔が見えるようになったということは、
建築家の側からも客の顔が見えるようになったということだろう。」 これまでに積み上げられてきた既存の請負方式は、現場から
建て主を排除し、専門工事業者を黙らせ、建築士の存在意義さえ見えなくしてしまっている。
本稿内容は、インデックス>オープンネットニュース>オープンシステム関連記事の中に掲載。
http://www.open-net.co.jp/news/news_1_31.html
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先月の千葉の説明会に続き、いわきで10月22日、オープンシステム参加事務所6社共同の専門工事会社対象説明会が開催された。 いわきは、ひとつの市内に参加事務所6社(以下紹介)が存在するモデル地帯。今後も思い切った展開が期待される。 有限会社酒井晃建築設計事務所 有限会社奥山建築事務所 有限会社高木設計 有限会社企画・独楽 有限会社タカオ企画 吉田敏彦建築設計室 (Office Yoshida) |
いわきの酒井です。
いわきの6社共同で昨日(22日)OS専門工事業者説明会を催しました。
100社に案内を出して、48社が出席してくれました。
半数以上がOSを経験されており、OSについては理解されている方が多かったようです。
質問はもっぱら補償制度に集中しておりました。
参加者から業者バンク登録希望の方が30社ほどおります。
こちらで整理した上でまた報告したいと思います。
いわきの高木です。
お久しぶりに、近況御報告申し上げます。
先ず、山中様には、今月18日いわきに遠路お運び頂き、講演会有り難う御座いました。
その後22日(日曜日)、いわき某集会所にて「Giyosha Bank」説明会を開催しましたところ、
地元専門業社60社ほどの参加が有りました。
既にO.S経験者あり、未経験者あり、是非ともと目を輝かせて居る人。
半信半疑の工務店社長。ゼネコンを意識してかカメラを向けると、顔をそむける人。
反応は様々でしたが、概ねこちらの主旨は伝わったと思われます。
いわきのメンバーも、近頃は手慣れた物で、殆んど原稿なしでのアドリブ説明が、出来る様に成ってきました。
勿論、「Giyosha Bank」登録の勧誘もしっかりとしました、そちらの集計も後ほど御報告致します。
取りあえずいわきでは、この業者用セミナーにて、一連の広報活動は終了しました。
尚、今後も施主向けのセミナー、「種蒔き」は続けていく所存です。
蒔いた種が、全部収穫出来る訳では無いので、少し多めに蒔きたいと思って居ます。
「豊穣の秋」を、期待しながら.........。
いわきの奥山です。
いわきの業者説明会は、約100社に通知を出し、60社の出席申し込みがありました。
当日の出席は、48社でした。欠席のうち4社が資料請求あり。
以上実際の成果です。
NEX-US連載の第7回は、アイシー企画の長谷川氏の連載「設計事務所と施工」の3回目。
今回のテーマは、設計図は”ディティールのかたまり”と題して、建築設計図について言及されている。
設計図は本来、生産に直結しているのが原則であるが、建築の図面となるとそうとは言い難い。設計者の施工知識の不足が原因で詳細まで落とし込めないのであれば問題であろうし、施工側の書く施工図に、設計段階での打ち合わせ内容が反映されないのも困る。そもそも設計図と施工図、2つの図面があること事態、混乱を招く元であり、無駄である。設計者が施工管理をするオープンシステムでは、始めから設計図に生産に直結した内容を落とし込んでいくのは可能であるし、完全分離型の発注方式を進めていく上では図面の詳細度が要求される。まさに「設計図はディティールのかたまり」となるだろう。
本稿内容は、オープンネットHPのインデックスメニューの「ちょっと一息・コラム」
の中に掲載してまります。
http://www.open-net.co.jp/column/col_027.html
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外観 | リビングの吹き抜け |
建物概要
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主な仕上
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外観 | LDK | ピアノ室の吹き抜け |
建物概要
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主な仕上
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オープンネット(株)では会員を中心に各地でオープンシステムの説明会を開催しています。従来の建築の仕組みとオープンシステムとを対比させ、問題点と解決方法を解りやすく解説します。 |
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11 | 11 |
土 | 大阪府 大阪市 北区 |
主催 | アイ・シー企画(株) | |
場所 | アプテック(住まい情報センター3階) 地図 |
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時間 | 受付:13:00 開始:13:30〜16:00 |
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参加費 | 無料 (予約申込) | |||||
問合せ | 組織 | アイ・シー企画(株) 地図 | ||||
担当 | 長谷川 | |||||
電話 | 06-6886-4312 | |||||
FAX | 06-6886-4314 | |||||
seminar@icen.com | ||||||
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定期説明会 下記の事務所は毎月定期的に説明会を開催しています。 |
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青森県 八戸市 |
開催日 | 毎月第2・4土曜日 | ||||
主催 | (有)ベルード建築設計事務所 | |||||
場所 | (有)ベルード建築設計事務所内 八戸市大字売市字小待128-9 |
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時間 | 13:00〜 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | (有)ベルード建築設計事務所 | ||||
担当 | 高田 | |||||
電話 | 0178-41-2058 | |||||
FAX | 0178-41-2059 | |||||
berudo@guitar.ocn.ne.jp | ||||||
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東京都 港区 |
開催日 | 毎月第2・4土曜日 1回に10人程度を想定しています。 参加される方は、事前に電話又はメールにてご確認ください。 |
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主催 | (株)アムス・プランニング | |||||
場所 | アムス・プランニング 事務所内 地図 |
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時間 | 14:00〜16:00 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | (株)アムス・プランニング | ||||
担当 | 安達 | |||||
電話 | 03-5464-2163 | |||||
FAX | 03-5464-2164 | |||||
info@ams-p.co.jp | ||||||
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鳥取県 米子市 |
開催日 | 毎月第2土曜日 | ||||
主催 | (有)山中設計 | |||||
場所 | 山中設計内 米子市米原5-3-20 |
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時間 | 13:30〜 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | (有)山中設計 | ||||
担当 | 赤井 | |||||
電話 | 0859-23-3343 | |||||
FAX | 0859-23-3493 | |||||
akai@open-net.co.jp |
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![]() mailto:staff@open-net.co.jp |