Documents | オープンシステムの家づくり〜「F邸の完成するまで」 | ||||||
Chapter:2 | 基本計画 | ||||||
fig_5 | 第7回打合せ「台所廻りの検討」 | 1999.08.23 |
今回の打ち合わせではご主人がご不在ということもあって、 台所廻りの検討に時間をさきました。
まずシンク・調理機器の配置について検討しました。
L型短辺にシンクを配置した場合
現計画では短辺の長さが1650のため、巾600程度の小さいシンクの採用となります。
奥さんは、「シンクはできるだけ大きいほうが良いので巾600では狭い」と言われます。
大型シンクを使用する為には、短辺が2100以上必要です。
L型短辺に調理機器を配置した場合
油等の飛び散りを防ぐ為の壁が必要になってきます。
しかし、それではキッチンからの視界を防ぎ、開放的なLDKにはなりません。
開放的なLDKにするということは計画初期段階からのご要望で、
キッチンでの作業中、LDの様子ができるだけ見えるようにしたいと奥さんは言われます。
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次に生ゴミの処理について検討しました。
具体例の提案
(提案1)キッチンにビルトインで、生ゴミ分解処理機(参考:松下電工)を組み込む。
→バイオチップを使って生ゴミを水と炭酸ガスに分解するもの。
(提案2)キッチンにビルトインで、換気機能を持った生ゴミ専用ゴミ箱を組み込む。
→生ゴミをためておくだけのもの。
(提案3)現在と同じ方法を取る。但し、キッチンは外壁側を向く必要があり、現計画では難しい。
対面式キッチンはゆずれないという事で(提案3)は却下。
この提案のなかでは(提案1)が一番良いと言っておられました。
まだまだ検討の必要があるようです。
これが第7回打合せ議事録です。
下の図面は今回の打合せに使用したものです。
1階平面図 2階平面図