既存の建築業界に挑戦する 建築設計事務所のネットワーク
![]() |
![]() |
2000.7 vol.9 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
このビデオは、ブロックスというビデオ製作会社が、全国の注目企業を選抜して密着取材し、
その理念・戦略・人材育成・運営の仕組みなど「強さを創り出す、仕組みと人の情熱」を掘り下げ、
「優れた経営ノウハウ」と「繁盛に至るプロセス」
を紹介するという趣旨のもので、オープンネットが39番目の研究対象に選ばれました。
スポンサー側から依頼して作らせる宣伝・広告ビデオといった類のものではなく、製作に
あたっては出演料を介しての取材交渉がありました。製作にあたっての収益は、出来上がった
ビデオの販売からということで、半信半疑のまま取材協力という形になりました。
多くのオープンネット会員さんのご協力もいただきました。東京のヴァンクラフト空間環境設計
の小杉さんには、現在進行中の現場をとおして、オープンシステムの大筋の流れを公開して頂きました。
大阪のWACWACコーポレーションの塔筋さん、源野さん、黒木さんには、セミナーの現場をとおして、
オープンであるがゆえに厳しい業務委託の実情を女性建築士という立場から語っていただきました。
京都のプルーフ・アーキテクツの福留さんにはホテル建築の現場をとおして、輸入建材直接支給・
建築士のトータルコーディネートの可能性といった新しい形の大建造物への関わり合いを紹介して
頂きました。山中設計の蔵本さん、西村さんには建築士の現場管理業務が本来こうあるべきであろ
う現場監理の姿を納めさせて頂きました。
そういった経緯で出来上がったビデオは、ドキュメンタリータッチのすばらしい仕上がりとなって
います。多くの会員さんに登場していただいたこと、スポンサー主体のわがままビデオでなく第三者
の観点から、冷静に的確にオープンシステムを分析していること、ビデオ製作会社「ブロックス」の
プロとしてのノウハウが駆使されていること、等々いろんな条件がそろっての結果であろうと思われ
ます。
HPには、文書情報はいっぱい詰まっていますが、百聞は一見にしかず、一度オープンシステムの
現場最前線を覗き見られてはいかがでしょうか?業界常識に果敢に立ち向かう消費者主導の建築士たち
の内なる不安や悩みまで浮き彫りにされたこのビデオは、オープンシステムとお客様の距離をより短く
親密なものにしてくれると思います。
40分構成で価格は9800円(消費税、送料別)購入希望者はオープンネットまで。
オープンネット(担当)土井 0859-37-3343 doi@open-net.co.jp
NEX-US連載の第4回はアーンド設計の上田氏。環境エコロジー問題に真剣に取り組まれてきた氏の一貫した姿勢が随所にうかがえる執筆内容です。オープンネットHPコンテンツメニューの「ちょっと一息」に、コラムとして掲載してまります。
http://www.open-net.co.jp/column/col_024.html
オープンシステムの、個別ニーズをより実現しやすい体質は”自然に則す”という観点からも理に叶ったものであり、「無駄のない・高品質・低コスト」という難しい命題に挑む建築士集団の懐刀としてより大きく展開してもらいたいものです。
オープンネット会員が急増している関東地区で、6月17日、連携を深めより効率的な業務の展開を図る目的で「第1回関東会議」が開かれました。地区としてすでに協力体制を強化している関西会議に続き、2番目の発足となりました。以下関東地区幹事の武藤氏からMLにながれたメールです。
こんにちは 武藤@千葉です。
昨日のON関東会議、出席なされたみなさん、お疲れ様でした。参加者は山中さんも含め22人でした。ありがとうございました。
この会議の主旨は、日ごろ疑問や不安を思いつつ、メールにも書けない事、全体会議にも取上げられないような生の声を、腹を割って本音で話してみたいと思い、企画しました。
そしてこの会議は、オープンネットには入ったけれど、何をどうすれば良いのか分からない時の、How
to でもありたいし、実際動き出してからの思わぬ事態への対処
Case study の場としてもありたいと思っています。MLでのやりとりも大切ですが、腹を割った話は顔を見て話したいし、Gyosyaを共有できる範囲内の会員相互の結び付きにこそ何か突破口を感じています。
気持ちばかりが先走り、会議としては、とりとめのないものになりましたが、参加された皆さんは、それなりに何か持って帰れたのではと思います。時間の制約があり、会議の進行も下手でしたので、予定していたテーマを消化しきれずに閉会となってしまいました。毎月やりたいとのリクエストも出ていますので、2回目は来月中旬に行いたいと思います。日程が決まり次第連絡を差し上げます。どうぞよろしくお願いします。
●事例報告
建築場所は東京下町、人情の厚い隅田川沿い昔ながらの住宅密集地で軟弱地盤です。建主様のご要望は、地震に強く、夏冬快適に過ごせる特に冬暖かい住まいをご希望。
当事務所としてはご要望を十分に満たせる様、鉄骨4階建て、高断熱高気密住宅を提案。
建築場所は地耐力も低いために、極力建物自体の軽量化をはかる事に。
(基礎) 不同沈下と全体的な沈下抑制の為に何千年も前からある玉石工法を進化させた「トップベース工法」を採用した基礎。
(外壁) ALC版の内側に気密性確保の為に100倍に膨れる発泡断熱材アイシネンを使用。仕上げは、デザインパネルの上に結露緩和のために湿気を放出できる様透湿性の塗装を吹き付ける事にしました。
(床) コルクタイル貼り(冬、素足で歩ける様、又福祉住環境を考慮しての選択)。
(窓) ペアガラスの断熱サッシを使用。
(換気) 階高が低いためダクト採用が難しく、ダクト無しの第3種換気として「三菱エアフロー」を選択。IHヒーター使用、レンジフードは換気も考え同時吸排型。掃除機はセントラルクリーナー使用(各階での取り扱いの便利性部屋の空気を汚さない)
(内壁) 自然素材の壁紙を使用(お子様が多少アレルギー性の為配慮)。
(色彩)特に階段の手すり、段鼻部分には色を変え注意を促す配慮を。
以上、概要を簡単にご紹介しました。建主様ご夫妻にお二人のお子様そしてご両親の皆様と共に打合わせを重ね工事着工を迎えました。本当に生活しやすい、安全と健康、福祉住環境をも考慮した、快適な住空間がここに完成しつつあります。
建主様は、当社に依頼する前、他社より見積りをとり寄せて検討されましたが今回オープンシステム手法の見積り坪単価の方が安く、なおかつその時点では考えてもみなかった高断熱高気密仕様が可能になり、「オープンシステム」タイプU
が大いに活かされた結果となりました。建主様にとっても思いがけない利益獲得が出来たのではないでしょうか。(代表取締役
青嶋正美)
●T邸新築工事に携わって
「オープンシステムの家づくり」ならではのハードなそしてやり甲斐のある業務を経験中です。お客様と打ち合わせを10数回(現継続中)、各専門業者との直接交渉、及び商談、個々の見積り中身の綿密なチェック(これら全てお客様に公表)、全てオープンに進めますので住まいづくりのパートナーとしては本当に素直な気持ちで対処出来ています。
特に今回は模型製作の担当として、一部その成果をご報告させて頂きます。
建主様にとってプランのみではなかなか把握出来ない部分が出てきます。説明しても簡単に理解してもらえない事も多分に。当事務所ではあえて初期プラン段階に二通りの模型を製作提示しました。立体的な視点から、間取り・窓の位置及び大きさ・天井梁の様子・採光・動線・等を御家族でチェック、検討して頂き納得のプランづくりに大きな役割を果たしました。
「オープンシステム」手法には欠かせない模型の存在を改めて実感させられました。
(設計部 ・菅原恭子・青嶋一哲)
![]() |
![]() |
SHOKAN design 大塚@横浜です。先日、計画地の地盤調査に依頼主と一緒に立ち会いました。ここは山の切り土で地名は細田山、昔から地盤は良いと地元の人も役場の人も言われていましたが、設計者負担で地盤調査を行いました。
普通は木造2階建てで地盤が良いと言われている所で地盤調査はしないでしょう。しかし、設計者として地盤の確認はしっかりしたかったのです。60年以上もつ家を造りますと言っていて、地盤が推測だけではあまりにも信憑性に欠けますから。
SS調査を3ヶ所行いました。私の見ている前で重りがストンと抵抗なく沈んだ現状をみてびっくりしました。また水を多く含んだ粘土ばかりが出てきて予想外でした。結果として3ヶ所が均等ではなく、より安全にということで地盤改良をすることとなりました。
地盤調査費と地盤改良費をケチった結果、基礎が傾いたとなれば大変ですね。基礎が沈むと、住宅程度でも1000万円からの工事費がかかる事例もあります。Opennetの保険は基礎の沈下は保険適用外だそうです。怖いですね。私は木造でも地盤調査は自己負担でやっていこうと思います。
オープンネット(株)では会員を中心に各地でオープンシステムのセミナーを開催しています。従来の建築の仕組みとオープンシステム を対比させ、問題点と解決方法を解りやすく解説します。
7 | 9 | 日 | 大阪府 吹田市 |
主催 | アーキテクトユニオン | |
場所 | 吹田市千里万博公園1-1 大阪ガス 生活誕生館 ディリバ 最寄駅:大阪モノレール(万博記念公園駅)下車すぐ |
|||||
時間 | 13:30〜16:00 | |||||
参加費 | 建物なんでも相談共に無料 | |||||
問合せ | 組織 | (有)アマ設計事務所 | ||||
担当 | 南 | |||||
電話 | 06-6956-7233 | |||||
FAX | 06-6956-7232 | |||||
hb4a-mnm@asahi-net.or.jp | ||||||
|
||||||
7 | 15 | 土 | 大阪府 大阪市 北区 |
主催 | アイ・シー企画(株) | |
場所 | アプテック(住まい情報センター3階) 地図 |
|||||
時間 | 受付:13:00 開始:13:30〜16:00 |
|||||
参加費 | 無料 (予約申込) | |||||
問合せ | 組織 | アイ・シー企画(株) 地図 | ||||
担当 | 長谷川 | |||||
電話 | 06-6886-4312 | |||||
FAX | 06-6886-4314 | |||||
seminar@icen.com | ||||||
|
||||||
7 | 23 | 日 | 主催 | WAC・WACコーポレーション | ||
場所 | リージョンセンター 大会議室 近鉄奈良線 布施駅前ビブレ5階 |
|||||
時間 | 10:00〜12:00 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | 塔筋就子建築事務所 | ||||
担当 | 塔筋 | |||||
電話 | 0725-21-5183 | |||||
FAX | 0725-21-0151 | |||||
tousuji@oak.ocn.ne.jp | ||||||
|
||||||
定期セミナー 下記の事務所は毎月定期的にセミナーを開催しています。 |
||||||
|
||||||
東京都 港区 |
開催日 | 毎月第2・4土曜日 1回に10人程度を想定しています。 参加される方は、事前に電話又はメールにてご確認ください。 |
||||
主催 | (株)アムス・プランニング | |||||
場所 | アムス・プランニング 事務所内 地図 |
|||||
時間 | 14:00〜16:00 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | (株)アムス・プランニング | ||||
担当 | 安達 | |||||
電話 | 03-5464-2163 | |||||
FAX | 03-5464-2164 | |||||
info@ams-p.co.jp | ||||||
|
||||||
鳥取県 米子市 |
開催日 | 毎月第2土曜日 | ||||
主催 | (有)山中設計 | |||||
場所 | 山中設計内 米子市米原5-3-20 |
|||||
時間 | 13:30〜 | |||||
参加費 | 無料 | |||||
問合せ | 組織 | (有)山中設計 | ||||
担当 | 赤井 | |||||
電話 | 0859-23-3343 | |||||
FAX | 0859-23-3493 | |||||
akai@open-net.co.jp |
![]() ![]() |
![]() mailto:staff@open-net.co.jp |